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リシュモングループから誕生の時計「ボーム」が伊勢丹新宿で日本初の期間限定ストア

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コンパニー フィナンシエール リシュモン(COMPAGNIE FINANCIERE RICHEMONT以下、リシュモン)が2018年にローンチした時計ブランド「ボーム(BAUME)」が2月6~12日に、伊勢丹新宿本店で日本初の期間限定ストアをオープンする。これまでは公式オンラインストアだけで販売してきたが、「英語表記にもかかわらず、日本人の購入が多かった」と広報担当者。そこで日本語ウェブサイトもスタートし、さらに「日本のお客さまからのリクエストが多かったため、当初の予定を早めて日本での展開を決定した」という。期間限定ストアでは、公式オンラインストアで人気のモデルを本数限定で用意し、カスタムオーダーも受け付ける。価格は6万2000円(税込)から。

地球と共存する「ボーム」のブランド哲学

 「ボーム」の時計は “アイコニックモデル” “カスタマイズモデル”“限定モデル”の3ラインで構成される。“アイコニックモデル”は、100%リサイクルのアルミニウム製ケースを採用。時計のストラップは全モデルにおいてコルクやコットン、人工皮革のアルカンターラなどアップサイクルな素材を使用しており、動物性の革製品や希少な貴金属は使用しない。時計の包装にもリサイクル素材が使われ、ペン立てや小物入れとして再利用できるデザインだ。

実機を手に取りながらカスタマイズできる国内初の機会

「ボーム」の時計


「ボーム」のイメージビジュアル


「ボーム」のイメージビジュアル


「ボーム」の時計


「ボーム」の時計


「ボーム」の時計


「ボーム」のイメージビジュアル

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 “カスタマイズモデル”はその名の通り、一人一人がデザインを選択できる時計で、今回の期間限定ストアでは日本で初めて実機を見ながらのカスタマイズ体験を楽しめる。35mmと41mmのケース、3種類のフェイス、針やベルトのカラーなど2000通り以上の組み合わせが可能で、2~3週間後には自分がデザインした時計が届く仕組みだ。ケースバックには名前やメッセージも刻印できる。

 “限定モデル”にはプロスケーター、エリック・エリントン(Erik Ellington)のブランド「HRS(Human Recreational Service)」とのコラボレーションモデルなどがある。18年10月に発売され、時計のケースには彼らが実際に使ったスケートボードを用いた。

老舗ウオッチメゾンから生まれたオリジナル

7万円


「HRS(Human Recreational Service)」とコラボした“限定モデル”(14万5000円、税込)


11万7000円


7万円


6万2000円


7万円


「HRS(Human Recreational Service)」とコラボした“限定モデル”(14万5000円、税込)

 リシュモンは傘下に「ボーム&メルシエ(BAUME & MERCIER)」「ヴァシュロン・コンスタンタン(VACHERON CONSTANTIN)」「A.ランゲ&ゾーネ(A. LANGE & SOHNE)」などの老舗ブランドを持つが、「ボーム」は2018年に自社でゼロからスタートさせた初めての時計ブランドだ。1830年創業の「ボーム&メルシエ」の伝統と技術を背景に、地球環境に配慮したサステイナブルな素材を積極的に用いて、ラグジュアリーなムードを保ちつつもエコフレンドリー、6万~7万円台が中心の手ごろな価格設定で新客をつかんでいる。

 事業開発責任者であるジャンブノワ・ルボー(Jean-Benoit Roubaud)は、「日本市場は、われわれのビジョンや価値観を理解してくれており、昨年のブランド発足以来、売り上げを着実に伸ばしている。東京での本格ローンチは、今後も世界展開を続ける『ボーム』の大事な一歩となるだろう」と述べた。ブランドを率いるマリー・シャソー(Marie Chassot)も「今、カスタマーが重要視することは『自分らしさをどれだけ表現できるか』という点。『ボーム』でその機会を提供したい」と話す。

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